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健康寿命を伸ばしましょう
新年、明けましておめでとうございます。今回のコラムでは「人生100年」をより良く過ごすため、健康寿命についてお話します。
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健康寿命を伸ばしましょう
新年、明けましておめでとうございます。
本年もどうか宜しくお願い申し上げます。
昨年コラムに掲載しましたように、国は人生100年を多用しています。
人生100年、大いに結構ですが問題は健康な日常生活を送ることが出来るかどうかにかかっています。
また、つつましく暮らしていくのに足りるだけの年金や預金があるのかどうかも重大な問題です。
皆さんは、「健康寿命」という言葉をご存知でしょうか?
平均寿命とは異なり、健康な日常生活が可能な年齢を意味しており、平均寿命よりも短くなります。
つまり人生100年も健康寿命で測らないと意味のないことになるのではないでしょうか?
健康寿命とはどのようなものでしょうか?
健康寿命とは、心身ともに自立し、健康的に生活できる期間
2000年にWHO(世界保健機関)が健康寿命を提唱して以来、寿命を延ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を延ばすかに関心が高まっています。
健康寿命が「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されているため、平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「健康ではない期間」を意味します。2016年において、この差は男性8.84年、女性12.35年でした。
前回調査と比べて、男女とも平均寿命・健康寿命の差は縮小しましたが、今後、平均寿命が延びるにつれてこの差が拡大すれば、健康上の問題だけではなく、医療費や介護費の増加による家計へのさらなる影響も懸念されます。健康に配慮する一方で、こうした期間に対する備えも重要になります。
平均寿命と健康寿命の差:2016年
<厚生労働省「第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会資料」(平成30年3月)>
都道府県別健康寿命(日常生活に制限のない期間の平均:2016年)健康
鹿児島県 男性 15位 72.31
鹿児島県 女性 9位 75.51
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